北海道の光と影
2016/06/04
北海道では函館新幹線開業!
北海道と本州をつなぐ、道民としては待望の新幹線。
経済も好循環になっていいと思うなあ。
本当にそうなのか?
蓋を開けてみれば半分もお客さんが乗っていない状態。
代わりに本当に便利だった寝台列車もなくなってしまった。
誰のため?
本当は飛行機で行ったほうが便がいいのでは?
いろいろ疑問は尽きませんが、何よりどうかなあと思うのは札幌まで延伸するまで赤字が続くだろうというところ。
商売でやっているのだから借り入れをして事業を計画して現在が赤字でも将来的に黒字になればいいのはわかる。
そのあおりを受けたのがローカル線回り。
道東では駅の無人化や急行列車のダイヤ改正で数が減ったりということが起こっています。
コスト削減もわかりますが新幹線の赤字を埋めるために更に地方にコスト削減を押し付けた格好にしか見えないのです。
「駅舎に駅員さんがいない。」
なんて寂しい光景なんだろう。北海道は車社会で電車に乗る機会も少ないのは理解できるが、観光客や学生もまだまだ使っているというのに無人化というのは時期尚早だったのではないかと思う。
一度なくしてしまうともう簡単には戻せない。